紙台紙と商品を固定するプラスチックのバキューム成型品の2パーツで構成されていた外箱を商品リニューアルにともない、環境に配慮したパッケージへの改良を目的としてプラスチックを使用しない、紙仕様のパッケージを採用した。トッパンとのプロジェクトにより用紙の種類から構造・加飾にわたり複数パターンをトータルに検討し、セットアップ作業がしやすい構造や、外観を意識したミシン目や切れ込みの改良など細部まで構造修正を繰り返し、構造は外箱本体、中仕切りともに無駄な装飾を省いた設計を採用し、材質は森林認証紙であるFSC認証紙を使用することで環境負荷の少ないミニマルなパッケージとなっている。 詳細はこちら
紙器パッケージメーカー樋口紙器工業所(大分県別府市光町、樋口良一代表)は長男の太希さん(37)が代表を務めるデザイン事務所「ilocami(イロカミ)」(大分市東春日町)と協力し、「copaco(コパコ)」のブランド名で紙製の時計を製作した。「紙だからこそ出せる優しい風合いをぜひ手に取ってみて」と呼びかける。 コパコのコンセプトは「紙の道具を使って思いを届ける」。商品化の第1弾として取り組んだのは思い出を刻む時計。「わたしだけの掛け時計」と「わたしによりそう置き時計」の2種類。掛け時計は自分の好きな写真やイラストを盤面にして、フレームや針、文字盤を自由に組み合わせ「世界に一つだけの時計」を作ることができる。置き時計は本体の一部にステンレス板を使い、写真やポストカードなどをマグネットで張り付けられるようになっている。 どちらも厚みのあるチップボールや柔らかい風合いのファインペーパーという素材を使用。優しい手触りでありながら強度のある仕上がりになっている。 詳細はこちら
国民的スナックやシリアル製品を数多く発売しているカルビーでは「Jagabee」のうすしお味・バターしょうゆ味80g(16g×5)の外装紙箱において、トッパンが開発した環境対応オフセット印刷「エコラスター®」を採用した。「エコラスター®」とは、油性バイオマスインキと水性ニスを使用し、環境に配慮した紙器用の印刷方法のこと。「エコラスター®」はバイオマスインキを使用していることや、印刷工程でUVランプを使用せず印刷することから、一般的な紙器の印刷方法であるUVオフセット印刷と比べて、インキの原料由来と印刷工程でのCO2排出量を約34%削減することが可能だ。 詳細はこちら
シオノギグループでは、『「最もよい薬」に必要な「情報」を、すべての患者さまに』をコンセプトとした「コミュニケーションバリアフリープロジェクト」に取り組んでいる。『常に⼈々の健康を守るために 必要な最もよい薬を提供する』を基本方針として掲げ、視覚障がい者・外国人含むすべての人々に対して薬の情報や開封方法が視覚的・触覚的に伝わる、やさしく、使いやすいユニバーサル仕様のパッケージにリニューアルした。封口が触って分かるような設計と大きく開く前開き構造にすることで錠剤が取り出しやすいパッケージを実現するとともに再封可能な構造とすることで持ち運びや保管がしやすくなっている。またパッケージの内側に服薬時に必要な情報もわかりやすく記載されている。 詳細はこちら
凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、石屋製菓株式会社(本社:札幌市西区、代表取締役社長:石水 創、以下 石屋製菓)とコラボし、凸版印刷の文化財デジタルアーカイブデータを活用した商品パッケージを提供している。このたび、その第二弾として、葛飾北斎の作品をパッケージデザインに採用した「サク アソート」2種を2021年7月22日(木)より、「ザ・コレクション」を2021年8月10日(火)より販売開始する。 詳細はこちら
株式会社コーセーでは、幼少期からの紫外線ケアの重要性の認知向上と、ケア習慣の普及を目的とした「紫外線から美と健康を守るプロジェクト」が進められている。キューブパックでは、容器の底部に紙の端面が露出しない構造でプラスチックボトルと同等の耐水性を実現。従来の紙パックでは難しかった「口栓を中央につける」という課題も解決することでポンプの使用が可能となり、プラスチック容器の代替を実現している。従来のプラスチック容器と比較してプラスチック使用量を約55%削減している。 詳細はこちら
株式会社SCREEN GP ジャパンは、独自開発の本紙校正用インクジェットプリンター「Proof Jet F1100AQ」のラインアップにパッケージモデルを追加し、2021年7月から販売を開始した。このモデルは、パッケージ印刷向けの本紙校正とモックアップ作成を可能にし、クライアントの満足度向上を実現する。1,100×800mm、厚さ1.2mmまでの用紙に対応し、C、M、Y、Kに加え、オレンジ、グリーンのインクを標準で搭載。高精度なカラーマッチングにより、色合わせの作業を標準化する。さらに、オプションのホワイトインクによる透明PETやアルミ蒸着紙を活用した印刷物の校正や、ニスインクによるクリアニスの再現も可能。本紙の風合いを生かしたリアルなモックアップを作成でき、クライアントへのデザイン提案にも効果を発揮する。 詳細はこちら
凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、スマートフォンとNFC接続し、ゲームや音楽演奏などのデジタルコンテンツと連動するインタラクティブパッケージを開発した。NFCに対応することで、パッド型スイッチを指で押す、叩くといったアクションと、スマートフォンの画面表示や音声が連動し、インタラクティブな体験を楽しむことができる。また、パッケージに搭載されたLEDをバッテリー無しでスマートフォンからの給電により点灯させることや、ID認証システムとの連携でセキュリティ機能を持たせることも可能。 詳細はこちら
ブランドオーナーからの高付加価値仕上げ需要の継続的な拡大に応えるために、BOBSTは紙器の高品質加飾用の箔押機、NOVAFOIL106を発表した。この新しいマシンは、優れた効率、汎用性、および費用対効果のマルチカラー箔送りを供するために開発された。 この機械では、エンボス加工、デボス加工、ホログラムアプリケーション、そして打抜きさえも行うことが可能。 これによってユーザーは、より精巧なデザインや高価値のパッケージを生産出来るようになる。 詳細はこちら
株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、国内のパッケージ印刷市場の調査を実施し、各市場・各需要分野の動向や参入企業動向、将来展望を明らかにした。 詳細はこちら
HP(米国)は、このほどダンボール用インクジェット印刷輪転機「HP PageWide Press」を中国のXiamen Hexing Packaging Printing Co., Ltd.(HXPP)に納入した。湖北省にある生産拠点に「HP PageWide T400S Press」を設置し、段ボールパッケージのカスタマイズへの需要の高まりに対応していく。 詳細はこちら
凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、不正防止加工を施したNFCタグ機能を紙器構造に内蔵することで、パッケージのセキュリティと意匠性保持、NFCタグ搭載工程の負荷軽減も可能な新しいパッケージを開発した。 本製品は、包装構造内部に脆性構造を持つNFC通信用回路を配置した、不正防止対策にも有効なNFCタグ一体型パッケージ。NFCタグ機能を包装構造の一部として内包しているため、従来のNFCラベルをパッケージ表面に貼付する場合に比べ、より高いセキュリティを実現するとともにNFCタグ搭載に係る工程負荷の軽減にも寄与する。さらに開封検知機能を付与することで、消費者がスマートフォン等でNFCタグを読み取った際に、未開封/開封の状態変化に応じた異なるコンテンツ提供をすることも可能となり、消費者とのコミュニケーション向上に活用できる。 詳細はこちら
ハイデルベルグ社は、6月23日、オンラインイベントのIT’S SHOWTIME!と、北京で開催されたチャイナプリント(23日~27日)にて、新しいスピードマスターCX104を世界に向けて初めて発表した。2020ジェネレーション印刷機を発表してわずか1年後に、ハイデルベルグ社は、コアビジネスである枚葉オフセット印刷機において次のジェネレーションとなる製品を発表した。これは変化する市場環境において、ハイデルベルグ社のイノベーションにおけるその強みとテクノロジーリーダーシップをさらに強調するものとなった。新しいスピードマスターCX104によって、ハイデルベルグ社は、拡大するパッケージセグメント、そしてフレキシブル印刷の成長する需要にはさまざまな自動化されたソリューションで、そしてコマーシャル分野においてはバリエーションによってニーズに応え、その強いポジションをさらに強固にする。新しい104用紙サイズは、商業、パッケージ、そしてラベル印刷のお客様に際立つ費用対効果とともに、ハイデルベルグの最先端の枚葉オフセットテクノロジーを提供する。 詳細はこちら
オフセット印刷に用いられる刷版の寸法に関する国際規格が改定、発行された。 今回発行された国際標準「ISO12635 印刷技術-オフセット印刷用版-寸法]」では、従来から規定されていた刷版の厚さや平坦度、エッジの真直度、バリの要件に加え、新たに刷版のサイズ(幅・長さ)について定めている。 詳細はこちら
日本製紙グループの日本製紙クレシア株式会社〔住所:東京都千代田区神田駿河台 4-6、代表取締役社長:山崎和文〕は、『スコッティ® カシミヤ』の、みずみずしい植物をデザインした「ボタニカル」シリーズから、夏をイメージする新デザイン『スコッティ® カシミヤ ボタニカル サマー』を、7 月 1 日(木)より数量限定で発売する。 詳細はこちら
PT UNI-CHARM INDONESIA Tbk(President Director 石井裕二)は、6月5日の「世界環境の日」を迎え、生理用品「Charm」とマスクの「Protect Pollution」から、100%再生資材を使用した環境にやさしい設計の紙パッケージ製品を限定発売する。 詳細はこちら
衣料用洗剤・柔軟剤などを製造・販売するNSファーファ・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:里村 治)は、紙パックの採用で74%のプラスチック使用量の削減を実現、生物や環境に配慮したエコシリーズ「ファーファ アイランド」を、2021年6月2日より北海道・本州・四国・九州・沖縄の「イオン」「イオンスタイル」約330店舗で販売開始する。 詳細はこちら
株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、国内商用印刷市場向けに枚葉タイプ(カットシート)の高速インクジェット・プリンティング・システム「RICOH Pro Z75」を2022年秋に発売する。「RICOH Pro Z75」は、リコー初となる印刷事業者向けの枚葉インクジェットプリンター。「RICOH Pro Z75」によって、印刷事業者のデジタル化への移行を加速させ、新たな事業領域の拡大、環境負荷の低減を実現する。 詳細はこちら
株式会社ダンボールワン(本社:石川県金沢市、代表取締役:辻 俊宏、以下「当社」)は、ラクスル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:松本恭攝、以下「ラクスル」)と資本業務提携契約を締結した。本提携後、「ラクスル」の印刷・集客サービスを利用する顧客に対し、ダンボール・梱包材という新たな商品届けられるように、アカウント連携サービスを開始した。 詳細はこちら
今後も成長が見込まれる多品種小中ロット、即納が求められるパッケージやディスプレイ、POPなどのジョブ において、その圧倒的な生産性・収益性でお客様の事業拡大に貢献できる、最新デジタル印刷機が誕生した。これまで培ってきたKOMORIの技術をベースに、画像転写ブランケットを用いるという他にはないユニークな構成により、B1サイズ×6,500sphの印刷速度を実現。 詳細はこちら